2022年4月10日に、プロ野球史上28年ぶりに完全試合は達成した佐々木朗希さん。現在メジャーからの反応や評価が爆上げ中です。
そんな、佐々木朗希さんとメジャー挑戦について調査しました。
メジャー志望なのか?
最短でメジャーにいつ行けるのか?
今回はそんなところをまとめました。
佐々木朗希はメジャー志望なのか?
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大活躍中でかつ、メジャー大注目の佐々木朗希さんですが周囲がメジャーへの移籍の話をする中で、佐々木朗希さんの気持ちが気になりますよね。
実は、佐々木朗希さんは入団当初のインタビューの際に「メジャー志望」と将来の夢を公言しています。
大谷翔平さんも高校卒業と同時に、メジャーデビューを考えていましたね。
佐々木投手は、イチローさんや松井秀喜さんなどの日本人プレイヤーが活躍をテレビで見ていた世代ですから、メジャーへの距離感が近いこともあってのことでしょう。
また、体格が大きくレベルが高いと言われるメジャーリーグで通用する日本人プレイヤーをみて、憧れを持ったのでしょうね。
若いから言えるのか、「メジャー挑戦が夢」と公言することって結構勇気がいるんじゃないかと思います。日本球界を下に見ているというか、自分はもっと上のレベルにいる!と捉えられる恐れもありますから。
現に大谷翔平さんの時も、前例のないことでありバッシングもありましたから。でも夢は叶えるものです。行ったからにはその夢を果たそうと動くのが人の心理であったりするのではないでしょうか。
ビッグマウスではなく、その目標に向かって自分を突き動かす原動力として公表したのかもしれませんね。
メジャーへいつ行ける?方法は?
日本球界からメジャーへ挑戦する方法はいくつもありますので、以下で紹介します。
メジャーへ最短で移籍するにはポスティングシステム!
まず、ポスティングシステムについて、わかりやすく解説すると、
海外の球団(主にメジャー)に移籍できる権利を持たないプロ野球選手が早く海外の球団に移籍するために使用するシステムです。
これは、所属している球団側と選手間で合意ができれば移籍が可能となります。
大谷翔平さんや、松井秀喜さん、イチローさんもこのポスティングシステムでメジャー球団に移籍されています。
ここで重要になってくるのが球団側との合意!というところなんですね。
「早く移籍したい」という選手側の気持ちがある時に使用することが多いわけですが、ここには「労使協定」というものが関わってくるんです。
次に労使協定について見てみましょう。
メジャー移籍には労使協定がネックになる…
前述したポスティングシステムを使用する際に関わってくるのが、「労使協定」です。
では、メジャーの労使協定とはなんぞや?と言いますと、
年齢が26歳以下の選手が海外球団に移籍する際に、メジャー契約ができずマイナー契約しかできない。
というものです。ここで出てくるのが、移籍金等の関係です。
球団側としてはメジャー移籍は応援したいが、移籍金などが非常に少なくなりバーゲンセール状態になってしまうわけです。
つまり、メジャー移籍の際に生じる大きな収入がなくなってしまうということです。
ですから、球団側としては、労使協定で設定されている以上の年齢に達するまで待ってほしい…
というのが本音であったりするんじゃないかと。
ちなみに、大谷翔平さんは23歳の頃にポスティングシステムでロサンゼルスエンジェルスに移籍されました。
当時の移籍金は
2016年12月に結ばれた新労使協定でメジャー最低保障の54万5000ドル(約6200万円)という“破格の安さ”で夢だったメジャーの舞台に身を投じた。
引用元:URLhttps://full-count.jp/2018/10/04/post219804/
であることから、本人も球団側も得をした形ではなかったわけですね。
数年待てばメジャー契約ができ、莫大に移籍金を得ることができたわけです。
ですが、大金ではないものがそこにはあり、現に大谷翔平さんは若くしてメジャー挑戦し成功を収めています。
佐々木朗希さんは入団当初からメジャー志望であるわけですから、ここに目をつけないメジャー球団はないというわけですね。
なぜなら、格安で世界トップクラスの投手を獲得できるチャンスなわけですので。
自由契約でメジャー球団へ移籍!
これはまずありえませんが、自由契約になった選手がメジャー球団と交渉し移籍することも可能です。
ですが、これはロッテにしても佐々木朗希さんにしてもメリットがないことですから、自由契約での移籍はまずありえないのではないでしょうか。
海外FA件取得まで待つ!
よくプロ野球選手が「海外FA権を取得しました」などと契約更改などの際に耳にしますが、これは
145日以上の「一軍登録」が8シーズン必要という条件です。
ですから、誰でも獲得できる権利ではなく、一流選手であるが故の権利になるということですね。
この権利を獲得するだけでも、異次元のレベルであるということです。
そして、ポスティングシステムとの最大の違いは、「自分の意志だけで球団と契約できる」ということです。
ですが、若くしてメジャーに挑戦したいという若者に関しては、8シーズンも待てない…
というパターンもありますよね。

8シーズン後にメジャー移籍すると考えていても、今の成績や技術を保てる保証はありませんから。
日本球界から有力な選手を海外に排出させないという、日本球界の思惑のようなものが感じ取れるというか…
ただ、これが逆に良かったりもするわけです。
しっかり日本で下積みをし、そして成績をしっかり残した後であれば莫大な移籍を得ることもできます。
さらには、その下積み時代で、しっかり体を作り上げ、タフなメジャーシーズンを送るための準備期間にできるからですね。
メリット・デメリットあると言ったところですね。
佐々木朗希への海外の反応や評価は?年俸等も
佐々木朗希選手への海外からの反応は抜群にいいです。そして、評価にあっては大谷翔平選手以上とも言われています。
「グリーンと佐々木朗の一番の違いはコントロールの精度。まだ粗削りなグリーンと違って佐々木は102マイル(164・1キロ)の速球を狙ったコースに投げ切る能力が高い。そして、これはスプリットに関しても同じ。種類の違うスプリットを自在な高さから落とせる」
引用元:URLhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6f22d9fb24f86bac6797d7456ff9454fac516556
「松坂大輔、大谷翔平両選手を見てきましたが、彼らをはるかに超えていると思いました。松坂大輔が怪物であるならば、佐々木君は何という言葉で表現すれば良いのでしょうか?」
引用元:URLhttps://www.nikkansports.com/baseball/news/202204100001045.html
日本とアメリカには時差があるため、佐々木投手を視察したスカウトマンはみんな寝不足なんだそうです。

そして、予想される年俸はというと、
ケガさえなければ適正価格2億ドル(約252億円)は下らないエリート級の先発投手
引用元:URLhttps://news.yahoo.co.jp/articles/478beb0ee134311b01ccf8c28f7739c3e921d908
それほど、大注目の選手ということですね。
今後、どんな道を歩んで行かれるのでしょうか。メジャー挑戦は一体いつになるのか?
大注目な数年がこれからはじまりそうですね。