2022年に大フィーバーの下関国際高校野球部が話題ですね。
そんな下関国際高校が韓国との関係が深いと噂になっているようです。これは一体どういう事なのか?
特に、韓国との関係が深いことは悪いことではないのですが、その理由が気になる諸兄もいることでしょう。
ですから、今回はそれについて深堀りしてみることとします。
[the_ad id=”875″]下関国際の韓国系って何?噂浮上の4つの理由とは?
結論から言いますと、下関国際高校と韓国の関係はガセネタと言いますか、これと言って関係が深いというわけではありません。
最近、政界で話題の韓国との関係が注目されているせいか、下関国際高校もやたらとその関係を注目されているのかもしれませんね。
では、なぜ、下関高校と韓国の関係が浮上したのでしょうか。以下では、これについて一つずつ解説していきますよ。
[the_ad id=”875″]下関国際にはハングル語コースがあったから?
国際高校であるからして、外国語コースがあるのは必然であると思うのですが、これも韓国との関係が噂される一つの理由のようです。
下関国際高校は、1964年に創設され、1972年〜2002年まで男子高校でした。
また、1998年から、普通科の中にハングルコースと中国語会話コースがありました。
これは、2020年まで募集がかけられていました。つまりは、現在は存在していないコースになります。
大きな括りが変更され、2020年度から新たなコース選択制となっていますよ。
出典:下関国際国際H P坂原監督は自主性や主体性といった言葉が嫌いのようですが、学校の方針としては、選択制を採用しており主体性を大切にしているように見えますね。
様々なコースがあり、多種多様な未来像に合わせた教育を提供できる素晴らしい学校です。
特に驚いたのは、アスリートコースですね。
コース特徴には、高校野球に特化し…と記載があり、最後には「トップアスリートの育成を目指すコース」との記載があります!
そんな校訓があったからこそ、大阪桐蔭を下す軌跡も起きたのでしょう。
いや実力ですね!
準々決勝 下関国際(山口)
勝利の瞬間はアルプス民号泣
高校野球に絶対はありません
凄い試合を見てしまって感動 pic.twitter.com/NudRGopyMR— かくちゃん (@Lacheln89) August 18, 2022
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これは凄い!
[the_ad id=”6512″]話を戻しますと、上記のような新たなコース選択となり、韓国語や中国語のコースは募集停止となっています。
なお、理由は不明です。
高校名に「国際」と名称がつくだけあって、国際化教育や語学に力を入れています。
ですから、外国語コースがあってもなんらおかしくないというのが私の持論です。
今の時代、中国や韓国の経済成長は素晴らしいですよね。
よりグローバル化が進む現代に将来を見据えた勉強はむしろ理にかなっていると思います。
加えて、1年次のキャリアデザインコースの中で韓国語を学ぶことができるという情報がありました。
やはり、時代はグローバル化ですから、世界に目を向けたブランディングもされているのでしょう。
[the_ad id=”875″]京都国際高校は姉妹校じゃない!名前が似てるだけ!
京都国際と下関国際と名前を聞くだけで、イメージするのは系列が同じとか、姉妹校とかを連想します。
ですが、この2校は姉妹校でもなんでもありません。関係は特にありません。ですから、ただの噂になります。
では、なぜ、京都国際高校との姉妹校の噂から韓国と関係を噂されたのか?
それは、京都国際高校の成り立ちが理由でした。
サクッと解説しますね。
[the_ad id=”6512″]まず、京都国際高校は以下のように名前を変えていきました。
1947年した京都国際高校の旧名は、京都朝鮮中学校と言います。これは、在日朝鮮人の方々むけに開校した民族学校になります。
そして、1958年には、学校法人「京都韓国学園」と名前を変更します。
さらに、2003年には京都国際学園と京都国際中学高等学校を設立しました。
国際学校を設立後は、英語・韓国語・日本語のトリリンガルを目指す語学教育を強化し、世界に通用する人材育成を教育の目標と掲げています。
[the_ad id=”6512″]また、京都国際高校は甲子園出場経験がありますが、一番インパクトがあるのが「校歌」ではないでしょうか。
京都国際高校の校歌は、京都韓国学園時代のままで、韓国語(ハングル語)で歌います。
ですから、より、韓国の特色が強いという印象を持っている方々がいることから、最終的には下関国際高校も類似した学校なのではないかと、噂されていくわけです。
最後にもう一度述べますと、京都国際高校と下関国際高校は何も関係はありません。
強いていうならば、どちらも世界に通用する人材育成に力を入れているという部分が共通点なのかなと思う次第であります。
[the_ad id=”875″]下関国際野球部のユニフォームが韓国っぽいと言われてる?
ネット上では、以下のように下関国際野球部のユニフォームについて思いを綴る方々がいらっしゃいます。
下関国際のユニフォームの配色が韓国を連想する。姉妹校とかの関係にあるのだろうか。
— 山下宣 (@senyamashita) August 18, 2022
上記のツイートを見ると、色合いから韓国を連想するという方もいます。
個人的には、韓国のプロ野球チームよりも、ヤクルトの方が似ていると思うのですがどう思いますか?
[the_ad id=”6512″]これも気になったので、記事にまとめてみました。
個人的には、1980年代のヤクルトのユニフォームに激似だと思いますね。でも、80年代の日ハムにも似てるかな。
[the_ad id=”875″]下関市にはコリアンタウンがあるから連想してるだけ?
下関市には、コリアンタウンがあります。
下関のコリアンタウンに行って来た~#下関#下関市#コリアンタウン pic.twitter.com/1bRvF8sh3O
— ひで🗨️ (@093hidering) May 24, 2018
これは、歴史的な背景がありますから、「下関・国際高校」という二語でイメージを連想する方々がいるのでしょう。
それを、ネット上で発信することで誤情報として、認識されたのではないでしょうか。
ちなみに、下関のコリアンタウンはとても人気の高いスポットです。リピーターが後をたたないとよく耳にしますね。
私は下関からかなり遠方で暮らしていますから、まだ行ったことがなです。必ず、一度は行ってみたい!そんなスポットになります。
[the_ad id=”875″]下関国際高校の旧名や歴史を紹介!
まず、結論からいうと、下関国際高校は純日本という位置付けでいいでしょう。
これは、韓国との関係があることを否定しているわけではなく、単純に事実を述べているだけですので、勘違いなさらないようお願いいたします。
では、下関国際高校の歴史をサクッと解説します。
下関国際高校が設立されたのは、1964年になります。
出典:wiki所在地は、山口県下関市にあります。
私立学校でして、前身は
下関予備校及び下関電波専門学校
があった場所でした。
現在でいうところの、中国自動車壇之浦パーキングエリアの地にありました。
なお、初代理事長は岡崎英夫さんです。日本人の方が私立の学校を創設しています。ですから、純日本であるということですね。
[the_ad id=”6512″]当時は、以下のように名前がつけられていました。
1964年3月:学校法人 下関学園認可
1964年4月:下関電子工業高等学校
そして、1993年に下関国際高等学校に改名します。
こんな流れになります。
どちらかというと、国際色が強いのは京都国際の方かな?という印象ですね。
[the_ad id=”875″]ガセ情報が多く出回っているのが残念すぎる…
ここまでを見ると、色々な情報が出回っていることがわかりましたね。
ネット社会である以上、情報が飛び交いいつでもどのような情報でも入手することができます。
ですが、見た情報が誤情報であることが多いのも事実です。
もし、下関国際高校と韓国との関係が親密なものであったとしても、それは特に何も問題ないと思うんですね。
だって、特に問題を起こしているわけではありませんし。
ただ、言えるのは、今の時代情報が多すぎるから、情報の感度や内容を精査する目利きが必要であるということですね。
最後に、下関高校野球部は「かき氷国際」なんて呼ばれていますね。これらの理由がまた面白いので、まとめてみました。
よければ一読いただければ幸いです。
ということで、今回はこんな感じで終了です。