2023年1月22日放送のゲンキの時間で、
万能ストレッチのやり方について紹介!
教えてくれたのは北里大学大学院医療系研究科長教授・整形外科医医学博士の高平尚伸さんです。
身体を柔らかくする万能ストレッチとは?
ほり固まった筋肉を伸ばすことを目的としたストレッチになります。
1分という短時間でどこでもできることが、
最大の魅力です。
身体が硬くなる理由は?
筋肉は日常的に動かさないと、
だんだん萎縮して硬くなっていってしまうとのこと。
これに伴って、
関節の可動域も狭くなるそうです。
これが身体が硬くなるということ。
身体の柔軟性をチェック方法
今の自分の身体の柔軟性を知ることが大切とのこと。
今の状態を知ることで、
どのようなストレッチが必要なのかわかるので現状を知るのは大切ですよね^^
下半身の柔軟性チェック法
かかとを地面につけてしゃがむ
1)かかとを地面につけたまましゃがむ
両足は揃えて手は後ろに組み、かかとをつけてしゃがみます。
腓腹筋がの柔軟性をチェックできます。
足のむくみや膝の痛みにつながるとのこと。
立ったまま靴下を履く
1)立ったまま片足ずつ靴下を履きます
姿勢が猫背でガニ股の場合は、将来的に気おつける時があるとのこと。
また、片足を浮かしたまま履くことがポイントです。
このチェックでは、
腸腰筋の柔軟性をチェックすることができます。
歩行など足を前に出す動作に重要な筋肉です。
上半身の柔軟性のチェック法
トレーナーを脱ぎます
トレーナーを脱ぐ時にぎこちなさがある方は、
身体が硬いとのこと。
具体的には、袖から手を抜くときに
硬さがあるのかどうかをチェックしてください。
これがスムーズに行えるかどうかで、
・肩甲骨周りの筋肉
・肩関節
の柔軟性を確認することができます。
万能ストレッチのやり方動画
壁の角の部分を使用してストレッチを行います。
ストレッチは3種類あり、これを20秒ずつ行います。
これを「1分壁押し体操」と言います。
1分壁押し体操のやり方
1分壁押し体操①
1)壁の角の部分に立ち、左右の手を壁に当てます。肩幅ぐらいに広げて、腕は真っ直ぐに伸ばします。
2)片足を前に出します。アキレス腱を伸ばすような姿勢になるようにしてください。
3)前の膝を曲げアキレス腱を伸ばすような姿勢になり、天井方向を見ます。
腰を低くして20秒キープしてください。
1分壁押し体操②
1)両手の位置を広めに壁につけます。
2)壁の角に向かって上半身を寄せていきます。
3)下半身は、アキレス腱を伸ばすような体勢です。前足に体重を乗せながら壁に上半身を寄せていってください。
この体勢で20秒キープします。
1分壁押し体操③
1)両手を壁につけます。
2)前に踏み出した足のつま先をあげます。
3)お腹を覗き込むように頭を下げて20秒キープします。
万能ストレッチ1日のセット数の目安
1日3セット行うことがおすすめです。
回数を増やせる方は、
セット数を増やすと良いそうです。
万能ストレッチの効果
筋肉が硬い状態だと、
中を通る血管を圧迫し血流が悪くなるとのこと。
また、血流が悪くなると冷え性の原因にもなるようです。
冷え性と血流についての記事はこちらが参考になります。



万能ストレッチは、このほり固まった筋肉をほぐしてくれる効果があります。
では、筋肉が硬いままではどうなるのかですが、
・血液循環が悪くなる
・むくみや冷え性を生じて基礎代謝が下がる
・肥満になりやすい
といったことになる可能性があるとのこと。
つまり、万能ストレッチはこれらに効果があるということ。
さらに、スマホやタブレットのある生活が染みついていることで、
姿勢が悪い方が急増しているとのこと。
しかし、万能ストレッチであれば、
猫背などの染み付いた悪い姿勢を改善することができます。
姿勢改善には、万能ストレッチ✖️筋トレが必須!
ほり固まった筋肉をほぐすことには、
万能ストレッチが有効であるということはわかりました。
しかし、姿勢を改善するためには、
ほぐすだけではゆるくなった筋肉は鍛える必要があるとのこと。
ほぐし鍛えることで得られる効果が、
姿勢改善とのこと。
まとめ
万能ストレッチは短時間ででき、かつ、隙間時間を使用して行うことができます。
忙しい仕事の隙間時間にもできるので、
続けやすい万能なストレッチだと感じました♪
・カオキン体操もおすすめです